コーライグリーン使用開始しました(令和7年7月22日)

海外のゴルフ場では、その土地の気候に合った芝種を採用した1グリーンがスタンダードです。しかし四季のある日本の多くのゴルフ場においては、「寒い・暑い」といったその季節ごとに合ったグリーンを使用する世界的にも珍しい2グリーンが採用されております。日本の気候に最も合ったコーライグリーンは、その特徴ともいえる葉先が硬くスムーズに転がらないという性質により、一般のプレーヤーにはあまり好まれていないようです。

私事ではございますが、先日「川奈ホテルゴルフコース」でプレーする機会に恵まれ、とても有意義な体験をしてまいりました。コーライグリーンでも長期間使用することでグリーンのクオリティを高速に保つことが可能なのだと。但し、長期間使用となると当クラブのように、グリーンの面積が小さいことで、過度なストレスをかけ、かえってクオリティを下げてしまうことにもなりかねません。

そこで今年の春先から全ホール(7番ホールを除く)を対象に「面積を最低でも300㎡を確保する」プロジェクトを実施してまいりました。しかしコーライグリーンのこれまた特徴で、この拡張した部分においては、どんなに上手に管理しても理想の転がりが提供できるまで3年はかかってしまうということです。この辺に関しましては皆様の暖かい気遣いのこもった取り計らいで対応していただけると幸いです。